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LIVEの感想とか読んだ本のアウトプット場所 評価基準(★5 一生残しておく、★4 おすすめできる、★3 面白い点はある、★2 印象に残らない、★1 オススメできない)

フジロック2015雑感(二日目)

二日目の朝一はホワイトでRäfven。
オレンジの廃止によって民族系をここの時間に持ってきたようだが、これは良い点だと思う。
体力が残っているので全力で踊れる。
後のことは知らん。
以前にフジに出たときの評判は聞いていたが、ライブで叩き上げた実力で客をノセていく。
惜しむべきはロシア民謡が似合いそうな低い良い声をしているので、歌ものをもう少し増やしてもいいのではなかろうか。

続く上原ひろみは、モッシュピットで弾く超絶技巧を真近で凝視する。
合間のMCで初めて聞いた声が妙に可愛かったが、その後の演奏との落差が激しすぎた。
顔で弾くタイプのピアニストである。

Nate Ruessと栗コーダーを半分寝ながら観て体力回復を図る。
栗コーダーピタゴラスイッチのテーマがちょっと嬉しい。

Super Furry Animalsのスペーシーな演奏をギリギリまで聴いて、この日のベストだったFhilip Sayceを最前列で挑む。
始まる前は今回最も人が少なかったが、終わってみれば大盛況でホッとした。
お手本のようなクリアなギター音とチョーキングで、一時間以上弾き倒した。
イケメンで歌もうまいが、あまり記憶に残らないタイプである。
しかし、ギターは記憶に刻まれる腕前だった。
あまりにはしゃいでいたら終了後に周りから話しかけられた
以前、サマソニThe Pop Groupを観ていた時も同様の反応をされた。

deadmau5は観れずにそのままMuse、ギリギリモッシュピットに入れたが、最後尾が一段高く後ろから押されることもないので非常に観やすかった。 過去に何回も観ているが、演奏の完成度は頂点に達していた。目新しさはなかったが、もはや大御所の風格である。

Museを最後まで観てからベルセバへ行き、多幸感に溢れて二日目を終える。