Good News For People Who Love Bad News

LIVEの感想とか読んだ本のアウトプット場所 評価基準(★5 一生残しておく、★4 おすすめできる、★3 面白い点はある、★2 印象に残らない、★1 オススメできない)

フジロック2015雑感(前夜祭~一日目)

私的にフジロック最大の特徴だと思っていたオレンジが廃止されたので、テンションが上がらず。
邦楽の多さと目新しさが少ないことも更に追い打ちをかける。

7/23 前夜祭

時間があったので、鈍行列車で越後湯沢に14時半ごろ到着した。
これを逃すと次の到着時刻が4時間後になり、前夜祭が危なくなるのだ。
しかし、雨が降っていたため、駅構内で時間を潰して会場へは17時頃到着した。
バスの待ち無し、リストバンド交換も待ち無しなので、去年と同じぐらいの客入りかと想定した。

前夜祭は何回見ても楽しめるチャランポランタン、観る予定だったThe Districts、見たかったけど時間が合わなかったPerroskyで素晴らしい組み合わせ。The Districtsはイマイチピンとこなかったが、他二つは期待通りで明日へのテンションが上がる。

23時過ぎに帰ろうとするとタイミングよく雨が上がったので、明日に期待したい。


7/24 一日目

初日は小康状態で雨具もほぼ使わず快適な気温。
10時頃に会場入りして、いつもどおりグリーンでROUTE17を観つつ、チャランポに間に合うように移動する。
その後The Vaccinesと続く。

チャランポは相変わらずノリの良さとMCの面白さが光る。
前夜祭ではスーダラ節、今日はSaturday Nightなどカヴァー曲も入れて取っ付きやすく、おっぱいブギなど強烈な持ち曲を繰り出した。
Räfvenがゲストで登場し、翌日の彼らの公演への参加を取り付けるというサプライズもバッチリ。

Owl City、Drenge、Kitty,Daisy&Lewisと続く。

Owl Cityはキーボードのねーちゃんが可愛いぐらいしか記憶にないが、ポップでキャッチーなのでそれなりに盛り上がっていた。
それとは真逆でDrengeは男臭いゴツイギター音をかき鳴らしていたが、ヴォーカルの相性はいまいちだと思った。

Kitty,Daisy&Lewisはこの日のベスト。個性的なメンバーと次々に変わる演奏楽器、そこから聞こえてくる古き良きRock 'n' roll調の楽曲は素晴らしきエンターテイメントである。
女性3人は金と銀ボティースーツ、深紅のパンツスーツという突き抜けっぷり。

もしかしたらもう観れないかもしれないBoom Boom Satellitesを2曲だけ観て、こっちも最後の来日になるかもしれないMotörheadのモッシュピットへ突入した。過去に何回も観ているが、一番アグレッシブなセットリストで客の狂乱度も上々である。
もう上手い下手とか関係なく、レミーが歌ってベースを弾いて立っていればそれでロックンロールなのである。

グリーンのセットチェンジの合間にRoyal Bloodを覗いて、最後まで見たいと思いつつ初めて見るFoo Fightersへ向かう。
骨折ネタで笑いを取りつつも、骨折を感じさせない渾身のパフォーマンス。原曲の再現度やタメの長さなど問題点はあるが、勢いという意味では最高だった。