フジロック2015雑感(二日目)
二日目の朝一はホワイトでRäfven。
オレンジの廃止によって民族系をここの時間に持ってきたようだが、これは良い点だと思う。
体力が残っているので全力で踊れる。
後のことは知らん。
以前にフジに出たときの評判は聞いていたが、ライブで叩き上げた実力で客をノセていく。
惜しむべきはロシア民謡が似合いそうな低い良い声をしているので、歌ものをもう少し増やしてもいいのではなかろうか。
続く上原ひろみは、モッシュピットで弾く超絶技巧を真近で凝視する。
合間のMCで初めて聞いた声が妙に可愛かったが、その後の演奏との落差が激しすぎた。
顔で弾くタイプのピアニストである。
Nate Ruessと栗コーダーを半分寝ながら観て体力回復を図る。
栗コーダーのピタゴラスイッチのテーマがちょっと嬉しい。
Super Furry Animalsのスペーシーな演奏をギリギリまで聴いて、この日のベストだったFhilip Sayceを最前列で挑む。
始まる前は今回最も人が少なかったが、終わってみれば大盛況でホッとした。
お手本のようなクリアなギター音とチョーキングで、一時間以上弾き倒した。
イケメンで歌もうまいが、あまり記憶に残らないタイプである。
しかし、ギターは記憶に刻まれる腕前だった。
あまりにはしゃいでいたら終了後に周りから話しかけられた
以前、サマソニでThe Pop Groupを観ていた時も同様の反応をされた。
deadmau5は観れずにそのままMuse、ギリギリモッシュピットに入れたが、最後尾が一段高く後ろから押されることもないので非常に観やすかった。 過去に何回も観ているが、演奏の完成度は頂点に達していた。目新しさはなかったが、もはや大御所の風格である。
Museを最後まで観てからベルセバへ行き、多幸感に溢れて二日目を終える。
フジロック2015雑感(前夜祭~一日目)
私的にフジロック最大の特徴だと思っていたオレンジが廃止されたので、テンションが上がらず。
邦楽の多さと目新しさが少ないことも更に追い打ちをかける。
7/23 前夜祭
時間があったので、鈍行列車で越後湯沢に14時半ごろ到着した。
これを逃すと次の到着時刻が4時間後になり、前夜祭が危なくなるのだ。
しかし、雨が降っていたため、駅構内で時間を潰して会場へは17時頃到着した。
バスの待ち無し、リストバンド交換も待ち無しなので、去年と同じぐらいの客入りかと想定した。
前夜祭は何回見ても楽しめるチャランポランタン、観る予定だったThe Districts、見たかったけど時間が合わなかったPerroskyで素晴らしい組み合わせ。The Districtsはイマイチピンとこなかったが、他二つは期待通りで明日へのテンションが上がる。
23時過ぎに帰ろうとするとタイミングよく雨が上がったので、明日に期待したい。
7/24 一日目
初日は小康状態で雨具もほぼ使わず快適な気温。
10時頃に会場入りして、いつもどおりグリーンでROUTE17を観つつ、チャランポに間に合うように移動する。
その後The Vaccinesと続く。
チャランポは相変わらずノリの良さとMCの面白さが光る。
前夜祭ではスーダラ節、今日はSaturday Nightなどカヴァー曲も入れて取っ付きやすく、おっぱいブギなど強烈な持ち曲を繰り出した。
Räfvenがゲストで登場し、翌日の彼らの公演への参加を取り付けるというサプライズもバッチリ。
Owl City、Drenge、Kitty,Daisy&Lewisと続く。
Owl Cityはキーボードのねーちゃんが可愛いぐらいしか記憶にないが、ポップでキャッチーなのでそれなりに盛り上がっていた。
それとは真逆でDrengeは男臭いゴツイギター音をかき鳴らしていたが、ヴォーカルの相性はいまいちだと思った。
Kitty,Daisy&Lewisはこの日のベスト。個性的なメンバーと次々に変わる演奏楽器、そこから聞こえてくる古き良きRock 'n' roll調の楽曲は素晴らしきエンターテイメントである。
女性3人は金と銀ボティースーツ、深紅のパンツスーツという突き抜けっぷり。
もしかしたらもう観れないかもしれないBoom Boom Satellitesを2曲だけ観て、こっちも最後の来日になるかもしれないMotörheadのモッシュピットへ突入した。過去に何回も観ているが、一番アグレッシブなセットリストで客の狂乱度も上々である。
もう上手い下手とか関係なく、レミーが歌ってベースを弾いて立っていればそれでロックンロールなのである。
グリーンのセットチェンジの合間にRoyal Bloodを覗いて、最後まで見たいと思いつつ初めて見るFoo Fightersへ向かう。
骨折ネタで笑いを取りつつも、骨折を感じさせない渾身のパフォーマンス。原曲の再現度やタメの長さなど問題点はあるが、勢いという意味では最高だった。
2015年06月購入の書籍
Kindleの50%ポイント還元があったため、狙っていたビジネス・技術書関係を大量購入。
大半の新刊は1月以内にKindle化していることを実感した。
沙村広明の新作はおひっこし系統の現代劇で、作者特有の会話の面白さが抜群である。
彼は、ハルシオン・ランチ系列の不条理SFギャグと無限の住人系列の殺伐系を合わせた3系統のラインナップを有してが、それら全てが連載中という現状は大変喜ばしい。
アフタヌーン、ネメシス、楽園の3誌と画廊に数点卸しているので、合計すると月刊2誌ぐらいの仕事量を抱えてあの画力を維持しているとなると、そうとう手が早いと思っている。
※6巻まで全て購入
おしえて! ギャル子ちゃん 2<おしえて! ギャル子ちゃん>
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ハレルヤオーバードライブ!(14) (ゲッサン少年サンデーコミックス)
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兄妹 少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿 2 (少年チャンピオン・コミックス)
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KIMURA vol.4 ~木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか~
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※5巻も購入
この恋と、その未来。3 -一年目 冬-<この恋と、その未来。> (ファミ通文庫)
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ib ?インスタントバレット?(4) 怖がりだよと、一度でも言えたなら
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銀の匙 Silver Spoon(13) (少年サンデーコミックス)
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コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと (NHK出版新書)
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2015年05月購入の書籍
「四月は君の嘘 11」 もう少し読みたいと思わせる絶妙なところでの引きは見事で涙が止まらない
「怨讐星域」 あらすじと梶尾真治著作ということで、3冊まとめて購入&一気読み。今年読んだ中では一番おもしろかった。終点が決まっている年代記ものは、そこへ至るまでの積み上げが大切だが、3冊もあると濃厚である。
「7SEEDS 29」そろそろ終わりそう。また、面白くなってきた。
【電子版】水色イデア(1)<水色イデア> (角川コミックス・エース)
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ふしぎの国のバード 1巻<ふしぎの国のバード> (ビームコミックス(ハルタ))
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兄妹 少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿 1 (少年チャンピオン・コミックス)
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兄妹 少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿 1 (少年チャンピオン・コミックス)
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鉄楽レトラ 6 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)
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2015年04月購入の書籍
金田一蓮十郎の新連載は、相変わらず舞台設定の勝利が光る。
高畠エナガの初連載、この人は短編のほうが光ると思う。
鬼頭莫宏は「のりりん」と「なにかもちがってますか」が終わってしまったので残る「終わりと始まりのマイルス」に手を付けるのか?連載していたエロティクスFはもうなくなったが。
ゆうべはお楽しみでしたね(1) (ヤングガンガンコミックス)
- 作者: 金田一蓮十郎
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2015/03/25
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Re:ゼロから始める異世界生活 第一章 王都の一日編 2 (MFコミックス アライブシリーズ)
- 作者: マツセダイチ,長月達平,大塚真一郎
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
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Re:ゼロから始める異世界生活 第二章 屋敷の一週間編 (ビッグガンガンコミックス)
- 作者: 長月達平(「Re:ゼロから始める異世界生活」KADOKAWA/MF文庫J刊),大塚真一郎,楓月誠
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
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無職転生 ?異世界行ったら本気だす? 2 (コミックフラッパー)
- 作者: フジカワユカ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / メディアファクトリー
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イチゴーイチハチ!(1) (ビッグ コミックス〔スピリッツ〕) (ビッグコミックス)
- 作者: 相田裕
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夢喰い王子の憂鬱(1) (エフコミック) (F COMICS)
- 作者: 阿仁谷ユイジ
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最近気になった音楽関係の小ネタ
今年のフェスNo1ラインナップはLollapaloozaで決まりだな。 ヘッドライナーが旬ではないが、時点に旬を取り入れているのでバランスがよい。しかし、Florence And The Machineはそこまで人気だとは知らなんだ。
http://www.lollapalooza.com/2015-lineup/
こんなに早くGodspeed You! Black Emperorの新作が出るとは思わなかった。前作は動静動静の曲順だったが、今作は動静静動の順になっている。ただし、1曲目が重厚に展開しているため、4曲目の開放感が強調された。
Godspeed You! Black Emperor: Asunder, Sweet and Other Distress – album stream | Music | The Guardian
Noel Gallagherの新作はOasisのキャリアを含めてもTop3に入る出来だと思う。飛び抜けた曲があるわけではなく、アルバム全体としてよどみなく通して聴きやすいため、完成度の高さを感じる。フジロックに来るだろうし楽しみだ。
Waltariの新作「You Are」が会心の一撃。これまで展開してきた様々な音楽性を全て内包しつつ、Waltariの名のもとにまとめてきた。メタル、ファンク、デス、エレクトロニカのごった煮なのになんでこんなにポップでかっこいいんだ。
2015年03月購入予定の書籍
お久しぶりです。
モロッコ、チュニジアへ旅行していました。
日々ロックが完結と聞いて残念ですが、熱量が重要な作品なのでこのくらいの巻数で終わらせるのがちょうどいいとも思います。
無職転生 ~異世界行ったら本気だす~(2): MFコミックス フラッパーシリーズ
- 作者: 理不尽な孫の手
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2015/03/23
- メディア: コミック
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